恋愛にもいろいろな形がありますが、恋愛の始まりのパターンとして一般的なのは「片思い」ですよね。最初からいきなりお互いが好き合っている両思いの人なんてなかなかいないでしょう。人を好きになって、その人のことばかり考えてしまうようになる恋愛に、みなさんどんなイメージをお持ちでしょうか。
相手の気持ちがわからないので不安
相手に自分の思いが伝わっていない状態なので、間違いなく不安な気持ちはあるでしょう。相手に気持ちを伝えたくても簡単にできない場面というものはよくあります。例えば、部活の先輩のことが好きだけれども、その先輩には彼女がいるという場合。職場が同じ人を好きになったが、告白してしまうと仕事でも気まずくなりそうなどという場合です。簡単に思いを伝えられない状況の人にとっては、このような恋愛は辛いものかもしれません。
片思いから両思いになるには
普通、人を好きになると「両思いになりたい」と考えると思います。さて、ここでの両思いとはどういう状態のことを指すのでしょうか。普通「付き合う」という状況がイコール「両思い」と繋がる人がほとんどでしょう。しかし、厳密にいえば付き合わなくても両思いだったということはよくあることなのですが、ここでは「付き合う」イコール「両思い」として考えてみましょう。そうすると、両思いになる方法は2つしかありません。「告白する」か「告白させるか」です。告白するのは自分の意思次第なので、邪魔をするのもがあるとすればそれは二人の置かれている状況になります。例えば「相手に彼女・妻がいる」「相手に好きな人がいる」などといったものです。これは、告白したくてもなかなか思い切れない理由になりますよね。しかし、そういった状況でなければ、本人の勇気次第なので難しいことではありません。しかし、告白させることは相手を誘導しなければならないので非常に困難です。人の心は他人にはなかなか理解できるものではありません。長年連れ添った夫婦ならまだしも、現時点では片思いの相手である赤の他人の心を理解することは困難でしょう。相手に告白させたくても、自分でできる方法があるとすればそれは、「自分自身を磨くこと」だけです。内面外面ともに魅力的に見えるようにあくまで自分自身を変えていくよう努めるしかありません。
片思いの時が最も恋愛を楽しめる
つまり何が言いたいかというと、「両思いになりたいな」と思っている時が最も恋愛を楽しめるときであるということなのです。結局、「相手にも自分を好きになってもらいたい」という気持ちは自分自身をパワーアップさせてくれるのです。それは、内面においても外面においても。美しくなろうとすることは自分に自信を付けようと努力している状況なので、そんな人は他から見ても魅力的に映るでしょう。知らず知らずのうちに自分の魅力をアップさせている恋愛、それが「片思い」なのです。